この記事は何
午前・午後Ⅰの全ての試験において100点満点中60点以上、午後Ⅱの論述試験の評価ランクがAであれば合格になります。プロジェクトマネージャ試験の午後Ⅰ・午後Ⅱの記述式で問われる課題を調べて、それに必要な知識+調べたことをメモする記事。あくまで自分の解釈であり、正確さは担保していません。
過去問・解答例・講評
毎年IPAが公開しているので、それを参考にする。 以下のページから各年度の過去問・解答例・講評を確認できる。
過去問を解きながら調べたこと
ここの過去問を見て、調べたことをメモ。午前Ⅱは4択×25問、目安として16問以上は確実に解答できるようにしたい。
プロジェクトマネジメント
- ISO21500(プロジェクトマネジメント国際標準)
- PMBOK®ガイド 第5版紹介シリーズ 第2回 ISO 21500について|トピックス|一般社団法人 PMI日本支部
- 「プロジェクトマネジマントの概念およびプロセスに関する包括的な手引きを提供するもの」
- プロジェクト憲章 - Wikipedia
役割と責任の予備的な説明行い、プロジェクトの主要な目標の概要を示し、主要な利害関係者を特定し、プロジェクトマネージャの権限を定義する
- RACI図 - Wikipedia
- RACI-VS(VARISC)=RACI+検証・承認
- チーム内の役割分担を明確にする図
- Responsible(実行責任者) - タスク達成のために働く責任者
- Accountable(説明責任者) - 外部からの問合せに対応
- Consulted(協業先) - 意見を求められる者
- Informed(報告先) - 進捗を常に把握している者
- アローダイアグラム法~品質管理の知識
- ダミー作業=終わらないと次へ進めない
- 作業分配モデル:https://www.ap-siken.com/kakomon/25_aki/q52.html
- 応用情報の過去問から使い回される場合もあるらしい
- COCOMO - Wikipedia
- 発生確率・影響度マトリクス
- 参考文献:事業マネジメントハンドブック リスク管理
- JIS X 25010:2013 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)
- クリティカルチェーン法
- プロジェクトバッファ・合流バッファ・リソースバッファを考慮する
- クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント - Wikipedia
- 通常のクリティカルパス法が人員・設備などリソース面の競合や欠乏の制約をあまり考慮していない点を踏まえ、リソースの従属関係を考慮したクリティカルパスを決める方法
- ガントチャート - Wikipedia
- モニカ株式会社|チームの状態や成熟度合いに応じて、人間関係はどう整える?
- IFPUG法
- https://www.ipa.go.jp/files/000066544.pdf
- 扱うデータを外部入力(EI)、外部出力(EO)、外部照会(EQ)、内部論理ファイル(ILF)、外部インターフェースファイル(EIF)に分ける
- EIF・ILFはデータファインクションと呼ばれる
- 「データ項目数」と「レコード種類数」に従ってそのデータのファンクションの複雑さを 3 段階 (低、中、高)に分ける
- 3 段階のファンクションの複雑さに応じた未調整 FP(重み係数)を掛けて合計する
- システム特性係数と呼ばれる係数を求め、システム特性係数×未調整 FPを最終的なFPとする
- NESMA 概算法
- データに与える複雑さがデータのタイプごとに固定されている点がIFPUG法と異なる
PMBOK
- 組織のプロセス資産:母体組織が使用し、同組織に特有の計画書、プロセス、方針、手続き、および知識ベース
- 構成管理(Configuration Management):システムに関係するドキュメントや変更記録の管理・要求事項の適合度の検証をマネジメントすること
- PMBOK®ガイド 第5版紹介シリーズ 第9回 リスク・マネジメント|トピックス|一般社団法人 PMI日本支部
- それぞれが具体的にどのような行動であるかを把握する
- 脅威に対して:「回避」「転嫁」「軽減」「受容」
- 好機に対して:「活用」「共有」「強化」「受容」
- 変更要求
- 是正処置:プロジェクトマネジメント計画書から外れた状態から軌道修正をする
- 予防処置:計画書から外れないように事前に行う対策、ドメイン知識のある専門家をチームに参加させるなど
- 欠陥修正:テストで判明した項目の修正
- 更新:計画書を修正、など
- ローリングウェーブ計画法:将来の作業は詳細が明確になった段階で詳細化するとして上位レベルのWBSに留める手法
- ワークパッケージ(わーくぱっけーじ):情報システム用語事典 - ITmedia エンタープライズ
WBS各枝における最下位レベルのWBS要素で、そのWBSが示すプロジェクトスコープにおける進ちょくコントロールの最小基本単位
ワークパッケージは、必要に応じていくつかのアクティビティ(具体的な作業)と仕様が定義され、責任担当者や実施組織などのリソースが割り当てられる。
- アクティビティ順序設定
- アクティビティ所要期間見積
- 三点見積もり
- クリティカルパス
- マイルストーン・チャート
- アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)
- EVM計算でプロジェクトの健康度を計る
- CPI(Cost Performance Index):EV(Earned Value・出来高実績値)/ AC(Actual Cost)なので、1より大きいほど効率良い開発になっている
- ETC(Estimate To Complete):今後の作業工数を金銭換算したもの
- SPI(Schedule Performance Index)
- プロジェクトガバナンス:https://www.pmi-japan.org/pdf/prosemi_0905_sp.pdf
法規
- 36協定の上限とは? 時間、締結の条件、超えた場合の罰則、対策、対象外の職種、36協定届について - カオナビ人事用語集
36協定を締結しないまま社員に時間外労働させるのは原則違法
企業は法定労働時間を超えて社員に労働をさせる場合には「労働基準法第36条に基づく労使協定の締結」と「所轄労働基準監督署長への届出」が求めら
45時間を超える労働時間を課す場合の健康と福祉確保のための措置対応が企業に義務づけられています
- 新技術や新商品等の研究開発など一部の職種については36協定の上限規制の対象外
- 労働基準法・労働契約法
- 就業規則 - Wikipedia
常時10人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。
使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業場81に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の意見を聴かなければならない。
- RoHS指令 | おさえておきたい知識集 | 筐体設計のススメ | キーエンス
- 電気機器における特定有害物質の使用制限についての指令
- Restriction of Hazardous Substances Directive(危険物質に関する制限令)
- WEEE指令 - Wikipedia
- Waste Electrical and Electronic Equipment Directive
- 廃電子電気製品を分別収集し、有害化学物質を取り除き、リサイクルにより再資源化を行い埋立処分される廃製品量を削減するための指令
- 環境省_ISO14001
- ISO規格に沿った環境マネジメントシステムを構築する際に守らなければいけない事項の規定
- 共通フレーム2013
- 共通フレーム2013のpdf
共通フレームとはソフトウェアの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割等を包括的に規定した共通の枠組み。何を実施するべきかが記述されている、「ITシステム開発の作業規定」である。(上記リンク先より引用)
- システム開発契約では、請負契約と準委任契約をどのように使い分けるべきか - BUSINESS LAWYERS
- 請負契約は結果の達成を約束するものなので成果物が明確にできない箇所は請負にしにくい
- そのため、ウォーターフォールでは工程ごとに契約の性質を考慮する
- 最終的な運用テストはユーザーテストなども含まれて明確な基準が無い場合もある
開発手法
- リーンソフトウェア開発(りーんそふとうぇあかいはつ):情報マネジメント用語辞典 - ITmedia エンタープライズ
- テスト駆動開発:実はそれは設計技術です
- スモークテスト:本格的なソフトウェアテストが実施可能かを確認するための予備的な簡易テスト
- 健全性テスト - Wikipedia
- TDD = 製品コードを書く前にテストケースを書く
- アジャイル開発
- 5 つの役立つアジャイル指標 | Atlassian
- スプリントバーンダウン:スプリント全体の作業の完了を追跡
- エピックおよびリリースバーンダウン:バージョン内の作業の状況を追跡
- ベロシティ:スプリント中に完了する平均作業量を時間数で表したもの
- 管理図:課題ごとの完了までの時間のサイクルを見る
- Category:ソフトウェアテスティング - Wikipedia
- モデルベーステスト - Wikipedia
- フォールトインジェクション - Wikipedia
- ソークテスト - Wikipedia
- フォールトトレラント設計
- フェイルセーフ - Wikipedia
- フェイルソフト - Wikipedia、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行(縮退運転)
- フェイルオーバー - Wikipedia
- コールドスタンバイ - Wikipedia
- エクストリーム・プログラミング - Wikipedia
- 4つのアクティビティ = コーディング、テスト、傾聴、設計
- 4つの価値観 = コミュニケーション、シンプルさ、フィードバック、勇気
- プラクティス = エクストリーム・プログラミング プラクティス - Wikipedia
その他
- テンペスト攻撃|情報セキュリティマネジメント試験.com
- 公開鍵暗号 - Wikipedia
- サービスマネジメント
- イベント管理プロセスと問題管理プロセス
- エスカレーション・関連するプロセスへの通知=イベント管理、根本原因分析とログの記録=問題管理
- マッシュアップ (Webプログラミング) - Wikipedia
- データベース管理者の概念
- データベース管理者=データ管理者が設計した論理データモデルから物理設計を行い、データベースの構築・運用設計・保守を行う
- https://ja.wikipedia.org/wiki/CSIRT:title
- Software Process Assessment
- DNSSEC(Domain Name System Security Extensions)
DNSに対し、データ作成元の認証やデータの完全性を確認できるように仕様を拡張するものです。 DNSSECによって、データの偽装を検知することができるようになり、 DNSキャッシュポイズニング(*)のような攻撃を防ぐことができます
- インターネット用語1分解説~DNSSECとは~ - JPNIC
- シャドーIT:https://www.ipa.go.jp/files/000081564.pdf
- ROI = Return on Investment
- ITILにおけるサービスライフサイクル
- サービスストラテジ(SS)
- サービスデザイン(SD)
- サービストランジション(ST)
- サービスオペレーション(SO)
- コンティニュアルサービスインプルーブメント(CSI)
- 参考文献:ITIL®とは ~ITサービスマネジメントのフレームワーク~|IT情報メディアサイト idearu(アイディアル)
- 能力成熟度モデル統合 - Wikipedia
CMMIは、プロセスの評価や改善をすすめるための枠組み