数カ月ごとに似たような作業をしたり、たまに質問されることがあるのでまとめてメモ。
.bashrc
のプロキシ設定
export HTTP_PROXY=http://プロキシサーバ:ポート/ export HTTPS_PROXY=https://プロキシサーバ:ポート/
pipのプロキシ設定
~/.pip/pip.conf
に設定を記述する。一時的にプロキシを経由してインストールする場合はコマンドにpip install XXX --proxy ~~~
としてもいい。
pip.conf
ファイルの位置は 「Configuration - pip documentation v22.3」を参照。
[global] proxy = http://プロキシサーバ:ポート/
のような記述を追記する。
Anacondaのプロキシ設定
ステップ1: .condarcの場所を確認
conda config --show-sources
を実行してください。
ステップ2: .condarcの編集
.condarc
以下にプロキシ設定を記述します。
proxy_servers: http: http://プロキシサーバ:ポート https: https://プロキシサーバ:ポート
参考:Using the .condarc conda configuration file — conda 22.9.0.post59+352bcb3f1 documentation
aptのプロキシ設定
エラー例
sudo apt-get update
実行時、プロキシ環境下でアクセスが拒否されると以下のようなエラーが表示されます。
エラー:X http://ftp.~~~.org/debian stretch-updates Release 403 Forbidden パッケージリストを読み込んでいます... 完了 E: リポジトリ http://~~~/debian stretch Release には Release ファイルがなくなっています。 N: このようなリポジトリから更新を安全に行うことができないので、デフォルトでは更新が無効になっています。 ...
解決法
/etc/apt/apt.conf
を編集します、ファイルが無い場合は新規作成すればokです。以下の設定を書き込み、sudo apt-get update
が成功するかチェックします。
Acquire::http::Proxy "http://プロキシサーバ:ポート/" Acquire::https::Proxy "http://プロキシサーバ:ポート/"
参考:apt.conf(5) — apt — Debian jessie — Debian Manpages
yumのプロキシ設定
/etc/yum.conf
を編集し、以下を追記する。
proxy=http://プロキシサーバ:ポート/ proxy_username=ID proxy_password=パスワード
参考:8.4. Configuring Yum and Yum Repositories Red Hat Enterprise Linux 6 | Red Hat Customer Portal
gitでのプロキシ設定
git config --global http.proxy "http://プロキシサーバ:ポート"
といった形のコマンドを実行する。