- 作者:Michal Jaworski,Tarek Ziade
- 発売日: 2018/02/26
- メディア: 単行本
各章を読み進める上で調べた内容
各章を読みながら、そこに出てきた内容や気になったことを調べた際に参照したリンクと書き留めです。本に記載してあるリンク以外のみ貼ります。全14章です。
前回:エキスパートPythonプログラミングを読んで(1) - めも
第6章
AWSなどへの開発したアプリケーションのデプロイの仕方・パッケージの管理・ベンダリング等についてコードを引用しながら紹介する章。
Twelve-Factor App methodology
ソフトウェア・アプリケーションをサービスとして提供する場合の、その開発・構築の仕方についての一般的な方法論。
www.slideshare.net
ポートバインディング
サーバ単位でサービスを提供するのではなくポート単位でサービスを提供・公開できる状態にすることで、環境ごとにサーバ設定を指定する必要性をなくす。
DevOps技術
DevOps 技術: デプロイの自動化 | Google Cloud
他Web上に資料が多くあるので、それらと併せて本書を読む。
Fabric
python製のデプロイ自動化ツール、リモートホストの操作を自動で行うために使用される。Fabricが主にpython2、fabric2がpython3.4+を対象にしている。本書では主にFabricを対象にした説明が行われていた。
コマンドライン 経由で 任意の Python 関数 を実行するツールです。(低レベルライブラリの上に構築された)サブルーチンのライブラリで、SSH経由で 簡単に かつ Python風に シェルコマンドを実行します。
これまで使用したことはないが、以下によるとバージョンアップした時の互換性に注意する必要があるようなので心に留めておきたい。
https://heartbeats.jp/hbblog/2018/11/fabric2-01.html:embe
Django
本書ではDjangoの説明ではなく、 Djangoで作成したアプリケーションのデプロイが話題の中心になる。一度自分で動くものを作って理解しなければならない。
[https://qiita.com/init/items/f5a5a64a05541fcda713:title]
プロセス監視ツール
10.2 プロセス監視ツールの作成(WMIを使用したプロセス監視) (サイバーセキュリティプログラミング Pythonで学ぶハッカーの思考) - Engineering Note
GitHub - giampaolo/psutil: Cross-platform lib for process and system monitoring in Python
Circus: A Process & Socket Manager — Circus 0.15.0 documentation
【Python】Supervisorによるスクリプトのデーモン化 | Hbk project
第7章
Python以外の言語で拡張APIを記述し、それらをPythonから実行する手順について説明。
GitHub - pybind/pybind11: Seamless operability between C++11 and Python
Basic Tutorial — Cython 3.0a5 documentation
1. C や C++ による Python の拡張 — Python 3.8.3 ドキュメント
第8章
大人数が参加するプロジェクトでのバージョン・コード管理についての説明が為されている章。
バージョン管理
gitflow = 「A successful Git branching model」を基にしたgitを用いた開発のワークフロー
CI・継続的インテグレーション
- 【図解】git-flow、GitHub Flowを開発現場で使い始めるためにこれだけは覚えておこう:こっそり始めるGit/GitHub超入門(終) - @IT
- 継続的インテグレーションツール | Atlassian
githubやbitbucketなどのgitソリューション上にソースコードをコミット→指定したステップでビルド・テスト処理を自動で実行する。Travis CI(https://travis-ci.org/)はpublicなリポジトリでは無料で実行できるので、一度使用してみる。すべてにおいて最良となるツールはないので、実行環境に合わせて選択する。オンプレミスで実行する必要があるならばjenkins, githubのオープンなプロジェクトならTravisCI...など。
第9章
プロジェクトのドキュメント作成について、技術書を書くための基本的なルールとそれらを行うためのツールの紹介をする章。
技術文書の書き方
必要なことは全て記述し、必要でないことは記述しない。新しく導入する概念が存在する場合は、同時に複数の導入を行わない。フォーマット・表記は全体で統一させる。つねに一人のペルソナを想定し、その人に向けてわかる文章を記述する。