この記事は何
自分の開発環境でのみgitignoreの対象にするファイルを指定して、誤ってコミットしないようにしたい。 例えば、自分の環境でのvscodeの設定やデバッグ用に作成したテストデータ等。
(git add時に毎回確認すればミスは発生しないけれど、やっぱり手動だとヒューマンエラーするかもしれない)
設定方法
公式ドキュメントの以下の項目を参照したところ、
他のユーザと共有される .gitignore ファイルを作成したくない場合は、リポジトリにコミットされないルールを作成することもできます。 ... (上記サイトより引用)
ということでリポジトリ以下の .git/info/exclude
というファイルを開いて無視したいファイル・フォルダを個別に指定することで、.gitignore を編集せずにリポジトリにコミットされないルールを作成することができる。
上記ドキュメントを参照すると、
- 特定リポジトリ内部でコミット対象外になるようなルールを作成したい →
.gitignore
を編集 - 特定リポジトリ内部で自分の環境でのみコミット対象外になるようなルールを作成したい →
.git/info/exclude
を編集 - 特定コンピューター上のあらゆるリポジトリでコミット対象外になるようなルールを作成したい →
git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global
を編集
となる。.gitignore
で指定できるパターンについては「.gitignore file - ignoring files in Git | Atlassian Git Tutorial」の『Git ignore patterns』を参照。