この記事は何
特許を調べる際の絞り込みの仕方について、調べたものをメモするページ。
参考文献
- 特許公報を検索してみましょう | 経済産業省 特許庁
- 特許検索ポータルサイト | 経済産業省 特許庁
- 特許分類の概要とそれらを用いた先行技術文献調査(PDF:9.0MB)(知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト)
- 特許調査のやり方
- 日本の特許を特許分類から調べる | 調べ方案内 | 国立国会図書館
分類・コード
IPC(国際特許分類)
世界各国が共通に使用できる特許分類として作成されたのが国際特許分類(International Patent Classification)。特許公報の「Int.Cl.」の下に記載されているもの。ファセット分類記号はIPCのより細かい分類であり、以下を参照。
ファセット分類記号についての用語を詳しく説明します。:パテントに関する専門用語詳細ページ(今岡憲特許事務所)
FI(File Index)記号
日本の特許庁が採用する独自の特許分類。IPCより細かく検索の絞り込み時にジャンルを特定範囲にする上で有用。特許・実用新案分類照会(PMGS、以下のサイト)でFIを調べることができる。自分が調べたい技術に関するFIは予め調べておいて、調査範囲を絞り込む。
Fターム(File Forming Term)
文献量の著しい増大・製品の多様化に対応しつつ、特許審査のための先行技術調査を行うために機械検索用に開発された検索インデックス。
「テーマ」とは約20万項目のFIを約2,600個にグループ化したものを指している。各テーマは5桁のテーマコードで識別される。wikipediaに依ると適切なFタームが付与されていないケースもある点に注意する必要がある。
IPCやFIと異なり、Fタームは主として複数組み合わせて用いることを想定しており、多くの場合、複数のFタームの論理積によって「仮想ファイル」の文献数を絞り込むことができるようになっている。それにより、関連する先行技術文献をスクリーニングできる程度の件数(技術分野に応じて数十件~数百件程度)に絞り込むことを目指している。引用元:国際特許分類、FI、Fタームの概要とそれらを用いた先行技術調査独立行政法人工業所有権情報・研修館
とのことなので、はじめは自分の調べたい特許に関するFタームを特定する必要がある。 特定方法については特許・実用新案分類照会(PMGS、以下のサイト)を使う。